(まだやってるのかって?)
僕たちミュージシャンが、こんなことをやらなくてもいいような社会が来たら、すぐに止めるつもりなんです。
坂本龍一
放射能はまだまだ消えない。忘れてしまったらヤツらの思う壺。ヤツらはそれを待っているのだから。
という自分も正直記憶が薄らいできてる。気合い入れ直しに行きます。
斉藤和義
福島市の仮設住宅で、浪江町から避難されている方々のお話を聞かせていただいた。ふるさとを失い、帰れる見込みはいまのところない。同じ想いをする人をこれ以上出すことのないように、代替エネルギーへの政策レベルでの方針転換が必要だ。原発のない未来に、少しずつでも向かうという姿勢を国が示すまでは、声を上げ続ける。
細美武士
NO NUKES
食べるものだって、着るものだって、大好きな音楽だって
僕らは自由に選ぶことができる。
でも、どんな方法で発電された電気を使うかは選べない。
(電力が自由化されても経産省は原発を優遇すると発表した)
単純なことだよ。選ばせろって話しなんだ。
そして、僕らの選択こそが世の中を変えてゆく。これは間違いない。
ビートルズを選んだ多くの人たちのお陰で、彼らは世界のビートルズになった。
それがどれだけ後の音楽に影響を与えたことか、みんなも知ってるはず。
エネルギーだって同じさ。
僕たちがクリーンなエネルギーを望み続ければ、それはいつかスタンダードになる。
そして、現代を生きる大人のひとりとして
未来の世代に放射性廃棄物という厄介な問題をこれ以上は残したくない。
本当に恥ずかしいことだから。
反対することに違和感があるならば、こう言い換えればいい。
僕たちは『NO NUKES』を “選ぶ” と。
明るい未来にYESと叫べばいいんだ。
それが何よりも強い『NO NUKES』だから。
そして選ぶことだよ。政治家も、身の回りのこともすべて。
ASIAN KUNG-FU GENERATION
後藤正文
後藤正文
去年も言いましたが、こんな名前のイベントは早く無くなってほしい。
僕らは政治家でも活動家でもなく、ただのミュージシャンです。
でも、今回の事故が起きるまで原発に無責任だった自分を反省し、
未だ避難生活を余儀無くされている人々を思い、
明日にでも自分達の街が汚れてしまうかもしれない危機感を感じながら、
いつか本当の豊かさに気付ける日が来る事を願いながら、
今年も心を込めて演奏したいと思います。